甲府の夫婦殺害放火事 件 当時19歳の被告に死刑求

甲府の夫婦殺害放火事件　当時19歳の被告に死刑求刑｜TBS NEWS DIG

山梨県甲府市でおととし、夫婦が殺害され、住宅が放火された事件の裁判で、検察は当時19歳の被告に死刑を求刑しました。

甲府市の遠藤裕喜被告は19歳だったおととし10月、甲府市の夫婦を刃物で刺して殺害し、住宅を全焼させたなどとして殺人などの罪に問われています。

裁判は被告の責任能力の程度が最大の争点で、11日の裁判で検察側は、計画性や目的に沿った行動から完全責任能力があったと主張し、「残虐な犯行で反省はなく改善更生の余地はない」と死刑を求刑しました。

一方、弁護側は“被告は心神耗弱だった。謝罪と懺悔の気持ちを一生背負わせるべき”などとして死刑にすべきではないと訴えました。

最後に被告は「控訴はしません。それだけです」と述べました。

判決は来年1月18日に言い渡されます。

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